2026.07.17
「特別テーマ実践科⽬C_三浦市」(担当:松尾隆策)において、三浦市にある老舗農家「くろぜむ農園」を訪問し6次産業による地域活性化の取り組みに関するインタビュー調査を実施しました。
松尾 隆策(担当教員)
明治大学商学部「特別テーマ実践科目C三浦市」(担当:松尾隆策)では、6月13日(土)、三浦市にある老舗農家「くろぜむ農園」を訪問し6次産業による地域活性化の取り組みに関するインタビュー調査を実施しました。園主の山田充様と山田靖子様ご夫妻に特産の「くるめメロン」栽培についての様々なお話をお伺いしました。実習には、三浦市役所経済部の長谷川智行課長も同行いただきました。
くろぜむ農園へのヒアリングを通して、三浦市の農業の特徴や地域資源を生かした経営について学びました。三浦市は温暖な気候を生かし、一年を通して多様な農産物を栽培できることが大きな強みです。特に希少な久留米メロンは、品質を最優先に一つ一つ収穫時期を見極めるなど、強いこだわりを持って生産されていました。また、市場出荷だけでなく、直接販売やふるさと納税を活用することで、品質に見合った価格で販売し、安定した経営につなげていることが印象的でした。さらに、規格外品や余剰農産物を活用したドライ野菜やドライフルーツなどの加工品を開発し、農産物の付加価値を高める取組も行われています。地域との連携では、三浦ブルワリーへメロンを提供し、クラフトビールの商品開発に協力するなど、異業種との協働による新たな地域ブランドづくりにも取り組まれていました。また、保育園や学校、大学での農業体験を受け入れ、地域の魅力や農業への理解を深める活動も積極的に行われています。一方で、気候変動や農産物価格の低迷、労働負担の大きさ、情報発信を担う人材不足などの課題もあることを知りました。今回のヒアリングを通して、生産・加工・販売・教育を地域全体で結び付け、多様な主体が連携することが持続可能な地域活性化につながることを学びました。
写真1:説明をする山田充代表
写真2:山田代表と学生
写真3:山田靖子氏による説明



