2024.12.12
水野勝之ゼミナール生が木育を実施しました。
水野勝之(担当教員)
11月30日(土)水野勝之ゼミの学生が千葉県浦安市富岡公民館で木育を兼ねた「けん玉絵付け体験・けん玉教室」を実施しました。けん玉の絵付け教室の先生として日本けん玉協会から畑中とほみさんが、けん玉教室の講師として明治大学商学部職員の松永基希さん、日本けん玉協会の畑中卓さんが駆けつけてくださいました。参加した子どもたちは9名。
江戸川の下流にあり東京湾にも面している千葉県浦安市は水の町として知られています。しかし、その水の都が保たれるのも上流の森林が健康だからこそです。森林のない地域の子どもたちに木との触れ合いを通じて森林の大切さを学んでもらいたいという一環で今回のイベントを実施しました。
まず畑中とほみさんがけん玉の絵付けを指導くださいました。絵付けのはじめは、何を描こうか悩んでるお子さんもいましたが、短い時間の中全員が素敵な作品に仕上げていました。そのあと、松永さん、畑中さんがけん玉教室を開催し、付き添いの保護者の方にもご参加いただき、自分のデザインしたマイけん玉で基本の持ち方から級位の技にチャレンジしました。最後に日本けん玉協会の級位認定を行い、出来たところまでの級位の認定証を皆さんにお渡ししました。参加した小学生の女の子のひとりは、なんと1級まで進みました。
あっと言う間の2時間でしたが、けん玉を通して環境について学び、芸術に触れ、運動までを世代を問わず体験でき楽しむことができました。
学生のコメント
木村祥悟(木育インストラクター、商学部2年)
私は、今回の木育・けん玉教室が、参加した人にとって木の重要性を考えるきっかけになればいいなと思いました。また、けん玉は木に触れることができる上に、年齢や性別を問わず、幅広い人が楽しめるものだと感じました。今後も多くの人が木の重要性を理解できるような活動を続けたいです。
小熊俊介(木育インストラクター、商学部2年)
今回はけん玉で木育を実施したのはけん玉が日本人になじみのある木製品であり、子供にとっても興味が持ちやすいものだと考えたからです。今回は日本けん玉協会様からけん玉を購入させていただきましたが、今後は、有効活用されていない木材を使ってけん玉を作りそれを手に取ってもらうことも目標とし活動していきたいです。