ゼミ

2024.12.12

ビジネスアイデアコンテストを勝ち抜いたタイの大学生たちが商学部生と交流しました。

水野勝之(担当教員)

チェンマイ大学のサイエンス&テクノロジーパーク(STeP)ELPというExperimental Learning Programを政府が行っています。これはタイ全土の800人の大会を勝ち抜いた学生起業家が、世界各国に市場調査に出て、グローバルCEOマインドセットを育むプログラムです。12月上旬、その学生たちが、水野勝之ゼミナール、水野教授担当の経済学Bに訪れ、自分たちのアイデアを発表するとともに議論をしました。弁護士と顧客のマッチングアプリの開発、日焼け防止クリームの開発(もう起業して実際に売っている)

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「国際交流は制度を作ることも大切だけれど、大学生同士が直接ふれあいの機会を持つことことが最も大切である」という水野教授の考え方の下、休みの日に3年生ゼミ生が彼らの市場調査を手伝ったり、観光案内をしたりしました。食事の際彼らは回転ずしに行きたいようでしたが、混んでいたため天丼になりました。それでも、たいそう喜んでくれたそうです。

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タイの起業教育ではプレゼンコンテストを行うだけでなく、その市場調査に海外に出かけています。日本も見習いたいものです。

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学生のコメント

齊藤 芽衣(3年生、韓国語能力試験1級保持者)

釜山教育大学に引き続き、チェンマイ大学との交流機会をいただけたこと、大変感謝しております。英語での交流となりましたが、互いに日本語やタイ語を教え合ったり、ボディランゲージで意思疎通を図ったりと、活発に国際交流を行うことができました。専攻は違えど「マーケティング」という観点から学ぶ点が非常に多かったため、今後の研究活動に活かしていきたいと思います

PARK DONGJ(3年生)

今回の交流では驚きが多かった。まず、タイの学生たちが非常に明るく、社交性が高いことに感銘を受けた。私は基本的な英語しか話せないため、コミュニケーションに困る場面もあったが、彼らはとても優しく反応してくれたおかげで、楽しく交流することができた。また、彼らがまだ大学生でありながら、自ら商品を開発し、日本進出まで視野に入れて社長としての役割を果たしている点には大変驚かされた。

本多 亜花莉(3年生)

私達のために時間を取っていただいたことで様々な場所に行くことができ、嬉しく思います。明確なビジネスアイデアをもつタイの学生との交流は、非常によい経験になりました。このような貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました。

増田 杏(3年生)

どんな場面も明るく陽気なタイの学生たちとの時間はとても楽しい時間であったと同時に、すでに自らのブランドの製品を開発・起業し、さらにそのビジネスを世界に展開していくために貪欲に学ぼうとする姿勢にとても刺激を受けました。

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