2021.08.17
特別テーマ実践科目【広報活動によるブランディング】成果報告
東野 香代子(担当教員)
特別テーマ実践科目「広報活動によるブランディング」は、いま皆さんがご覧になっているこのサイトのコンテンツ制作の一端を担っています。商学部の公式メディアである本サイトは、先生方からの投稿と、学生記者発信の記事とで構成されています。履修生は、明治大学商学部の公式メディア〔商学部の現場〕の記者として、商学部のブランディングにつながる編集企画、取材・インタビュー、記事執筆までを行っています。ターゲットは、大学受験を考えている受験生や高校生といった後輩たちで、明治大学商学部のユニークな学び、楽しさ、やりがいを現在進行形で体験している現役の学生が記事という形で発信しています。
春学期の課題
今日ではSNSを通じて誰でもインターネット上に自分の意見や感想を投稿することができます。それに慣れ親しんでいる学生たちですが、この授業では、まず、公式メディアに執筆する記者としての基本的知識、情報を取り扱う際の倫理を学び、その上で企画をたて、取材対象にアプローチをします。商学部を紹介するサイトとしては、Step into という別のプラットフォームもあり、そのサイトとの差別化も本年度からの課題となりました。
そこで春学期は取材企画と記事執筆の準備として、取材チームを4班に分け、班ごとに商学部のコアバリューを絞り込み、学生として体感している楽しいこと、おもしろいことを着地させる目標を明確にしました。
A班が設定したコアバリューは、「入学前に考えていなかった自分が見つかる商学部」
記者自身の体験を元に、取材対象を探して記事を準備中です。
B班は「商は大学の看板学部、さらに都心にある立地のメリット」
アンケート調査を実施して、数字を根拠に商学部生のおしゃれ感度を探りました。
C班「やりたいことが見つかる学部」
ゼミ活動を学生目線で取材中です。
D班「ファッションも含めて、ビジネスを全部学べる商学部」
記者自らのコロナ禍でのオンライン留学体験と人脈を活用して、参加者たちのインタビュー動画を作成しました。
以上が春学期の成果です。秋からの取材企画も立案中なので、今後の〔商学部の現場〕記事もぜひご覧ください。